おかげさまで『STTOKE (ストーク)』は、多くのカフェで見かけるようになってきました。
そんな中、カフェの店主たちは STTOKE のどこに魅力を感じ、お店の棚に並べようと決めたのか。そんなことをインタビューで聞いてみたい!という想いから始まった企画が【カフェ × STTOKE】です。
STTOKE はもちろん、カフェのことや普段は中々聞けないお話も伺っていきます。
今回インタビューしたコーヒーショップ
今回インタビューしたのは、東京は祐天寺にある『coffee caraway(コーヒー キャラウェイ)』。焼き立てのコーヒー豆やドリップコーヒーが楽しめるお店です。
「焙煎をはじめた2005年は、今みたいに気軽に使える小型焙煎機はありませんでした。なので銀杏(ぎんなん)を煎る用のざるを使って焙煎してました」と和やかに話す芦川さん。ざるだと直火で焼けるため失敗しにくこともあり、とりあえず自家焙煎を初めてみたそうです。
閉店の1時間前、店内に入り早速飲んだのは「Tous Les Jours(トゥーレジュール)」というブレンドコーヒー。スッキリした飲みやすさの中に奥深い甘みがあり、時間が経っても美味しさが続くコーヒーでした。
そんな中で気になったのが、コーヒー豆の名前。何語だろう?と思い聞いてみると、フランス語だとか。「フランスへの憧れや、パッと見ただけでは意味がわからない方が英語より良いかな、と思いフランス語に決めました」。
コーヒー愛の大きさが、ほんの数分話しただけで感じ取れる芦川さんに、『STTOKE』のことや思い入れのあるコーヒー器具や器についてお話を伺ってきました。
テイクアウト需要が増えたのがきっかけ
── なぜ『STTOKE』を選んだのですか?
芦川さん:2010~15年にかけて、テイクアウトの需要が増えたんですよ。それまではコーヒー好きの人ほど店内のカップで飲みたい人が多かったけれど、その人たちもテイクアウト用のカップを使うようになりました。そのタイミングでテイクアウトも始めたんです。
── そうだったんですね。紙コップのみでの提供は考えなかったんですか?
芦川さん:やっぱりタンブラーを使った方がエコだし、紙コップだと飲んだ時に香りの立ち方が変わるんです。なので「美味しく飲めるタンブラーがあると良いな」と思っていくつか試してみた結果、 STTOKE は飲み口が薄く、その角度が食器のようなデザインで、、。あと、ステンレスとは違うやわらかい質感の素材も気に入りました。
── スッとコーヒーが口の中に入ってくる飲み口の薄さ、絶妙ですよね。
芦川さん:そうなんですよ。蓋を外した方がその良さを感じられます。また保温性重視のカップの中ではパーツが少なく、構造がシンプルな点も良いなと感じます。
── 確かに。
芦川さん:まさにテイクアウトカップがリユースできるものになった印象です。気軽に使える点がさらにそう感じさせてくれてると思います。
広げたり閉じたりできるんです──店主お気に入りのドリッパー
── 店内にたくさんのコーヒー器具やカップがありますが、特に思い入れがあるモノはありますか?
芦川さん:『コラプシブル』のドリッパーです。ドイツのオリジナルデザイン製品を取り扱うメーカーで、2015年くらいからお店に置いています。最初はネットで見かけたのですが、見た目が美しく、折りたたんだ姿も可愛いというのが第一印象でした。
── 無駄が一切ないデザインが素敵ですね。実際に使ってみてどうでしたか?
芦川さん:とても実用的でした。ドリッパーを広げたり閉じたりすることで粉の高さを調整できるので、味づくりにも使える点が良かったです。収納力が高いだけではなく、本格的なコーヒー好きの方にもアピールできる商品だと思いました。真鍮の質感もすごく良いんですよ。
── 高さが調節できるのすごく良いですね!アウトドアにも向いてそうです。
芦川さん:今となっては有名な商品かもしれないですが、早い段階から偶然出会うことができたのは良かったです。
── 無駄のないデザインが STTOKE とも合いそうです。改めて本日はありがとうございました!これからも益々のご活躍、期待しています!
芦川さん:こちらこそありがとうございました。
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