自宅や職場でも様々な場面で使えるタンブラー。エコ意識の高まりやおしゃれなデザイン性で大人気です。

日常の水分補給からコーヒーブレイクまで、あらゆるシーンで活躍するこのアイテムですが、いざ購入するとなると「どの素材がいいのか」と悩む方も多いのではないでしょうか。実は、タンブラーの素材によって、保温性や耐久性、持ち運びやすさが異なり、選び方次第で快適さがぐっとアップします。


そこで今回は、タンブラーに使われる代表的な素材それぞれの特徴と選び方のポイントを詳しく解説します。ステンレス、ガラス、プラスチック、セラミックなど、素材ごとの違いを知ることで、自分のライフスタイルにぴったりのタンブラーが見つかるはずです。購入前に迷っている方も、ぜひ参考にしてみてください!



タンブラーとは?使うメリットは扱いやすさ




タンブラーとは、筒状で口が広く、底が平らな飲料用の容器を指します。正式名称は「タンブラーグラス」で、元々はガラス製のコップを意味していましたが、現在では金属や陶器、プラスチック製など多様な素材が登場し、「筒型でしっかりした飲み口をもつ容器」全般がタンブラーと呼ばれるようになりました。


タンブラーの魅力は、気軽に飲み物を注げる利便性と、適温をキープできる機能性です。オフィスや自宅で愛用する人が増えているだけでなく、カフェやショップではオリジナルのタンブラーをノベルティとして販売しています。お気に入りのカフェにマイタンブラーを持参すると値引きサービスが受けられるなど、お得感もあいまって、「マイタンブラー」を持つ人が急増中です。また、繰り返し使えることで使い捨てカップの削減に貢献し、環境保護につながるエコな側面も支持されています。


 


水筒との違いは密閉性があるかないか

タンブラーと水筒(マグボトル)は似た用途で使われることが多いですが、最大の違いは「密閉性」にあります。タンブラーは蓋が付いているタイプもありますが、横に倒すと飲み物がこぼれてしまうため、持ち運びには適していません。対して水筒はしっかりと密閉でき、持ち運び時にも中身が漏れる心配がないので、外出時に便利です。


一方で、タンブラーは蓋の開閉がスムーズで、すぐに飲める手軽さが魅力です。特に自宅やオフィスなど、飲み物をすぐに注いで楽しみたいシーンでは、タンブラーの方が手間がかからず快適に使えます。

タンブラーの素材ごとに特徴・メリットを解説


タンブラーといっても、使用されている素材によって性能や使い心地が異なります。ここでは、よく使われる代表的な素材と、それぞれの特徴について詳しく解説します。


①セラミック製

金属製のタンブラーと並び、人気の高いセラミック素材のタンブラーですが、セラミックタンブラーの多くはステンレスにセラミックコーティングを施した構造で作られています。この構造は、基材に使われるステンレスが真空断熱構造を持つため、温かい飲み物も冷たい飲み物も適温を長時間キープすることができます。例えば、朝に淹れたコーヒーをランチまで温かく保てるなど、ステンレスの保温力にセラミックの優れた特性が加わることで、実用的なアイテムに仕上がっています。


また、飲み物の風味を損ないにくい点もセラミックタンブラーの大きなメリットです。一般的な金属製のタンブラーでは、飲み物によってはわずかに金属の風味が移ってしまうことがありますが、セラミックコーティングが施されたタンブラーでは、金属成分が溶出しにくく、飲み物の香りや味が変わりにくいのが特徴です。このため、コーヒーや紅茶など、繊細な風味を味わいたい飲み物には特に適しており、陶器のマグカップに近い感覚で楽しめます。飲み物の風味をそのまま楽しみたい方には、理想的な選択と言えるでしょう。


さらに、セラミック素材ならではの素焼き風の上品な風合いは、視覚的にも楽しめるポイントです。手に取ると温かみを感じる滑らかな手触りと、美しい見た目のデザインは、特別な気分を演出してくれます。シンプルで上質なデザインが多く、デスクやダイニングテーブルに置いておくだけでインテリアとしても映えるため、リラックスタイムやティータイムをより豊かにしてくれるでしょう。


また、お手入れのしやすさもセラミックタンブラーの魅力の一つです。多くの製品が食洗機に対応しており、日常のお手入れも簡単で、衛生的に保ちやすいのがポイントです。特に、飲み物の色や香りが付きにくい性質があり、コーヒーや紅茶の色残りを気にせず使い続けられるため、頻繁に使いたい方にもぴったりです。


このように、機能性とデザイン性を兼ね備えたセラミックタンブラーは、実用性を重視する方から見た目にこだわる方まで、幅広い層に支持されています。日常使いはもちろん、特別な時間を楽しみたいときや、気持ちを豊かにしたいときにもぴったりなアイテムです。


②ステンレス製

ステンレスは、タンブラーの素材として広く使用されている一般的な素材です。特にその優れた保温・保冷性能が魅力で、温かさや冷たさが長時間持続します。さらに、ステンレスは高い強度を持ち、繰り返し使っても劣化しにくい耐久性があるため、日常の愛用アイテムとしても最適です。


なかでも「真空断熱構造」を採用したステンレス製タンブラーは非常に人気です。この構造では、内びんと外びんの間に真空の空間を設けることで、熱の移動を遮断し、飲み物の適温をしっかりとキープします。さらに、結露がほとんど生じないため、冷たい飲み物を入れても表面が濡れることがなく、タンブラー自体が熱くならないので、手で持っても快適に使用できる点もステンレスの大きな魅力です。


③錫製

「錫の器は飲み物を美味しくしてくれる」という話を耳にしたことはありませんか?錫は、古くから酒器に使われてきた金属で、その優れた熱伝導性によって飲み物の温度を保つ働きがあるとされています。温かいお酒は温かいまま、冷たいお酒はキリリと冷えた状態で味わえるため、錫の器を使うと「お酒が一級上がる」とまで言われます。


さらに錫には、水に含まれる不純物やお酒の中の油分を吸収する作用があり、これが飲み物をまろやかで豊かな味わいに変えてくれるのです。そのため、特に日本酒やウイスキーなど、味わいを楽しむお酒にぴったりです。


また錫は変質・変色しにくい特性を持つため、長く愛用でき、使い込むほどに独特の風合いが深まっていきます。加えて抗菌性や耐食性も備えており、錆びにくいことから、錫の器は末永い繁栄を願う贈り物としても人気です。


④チタン製

ステンレスと並んで金属製のタンブラーに人気のある素材がチタンです。チタンは、ステンレスに比べて高価なため、ギフトやプレゼント用のタンブラーとしてしばしば選ばれます。美しい光沢と上品な質感があり、見た目の高級感が贈り物に適しているため、企業の名入れを施したノベルティとしてもよく利用されています。


チタンは保温・保冷性能に優れ、温かい飲み物や冷たい飲み物の温度を長時間キープしてくれるため、自宅でちょっとした贅沢を楽しみたい方におすすめの素材です。また、軽量で錆びにくく、耐食性も高いため、日常使いだけでなくアウトドアシーンでも重宝します。


⑤プラスチック製

プラスチック製のタンブラーは、その軽さが特徴で、持ち運びがしやすく扱いやすいのが魅力です。また、安価に製造できるため、デザインのバリエーションが豊富で、カラフルでユニークなものも多く、企業のノベルティやプロモーションアイテムとしても高い人気を誇ります。


一方で、耐久性や保温・保冷性能は金属製のタンブラーに比べてやや劣るため、長時間の保温や耐久性を求める場合には不向きかもしれません。しかし、予算を抑えたい方や、デザインの選択肢を楽しみたい方、また金属臭が気になる方には、日常使いとしておすすめの素材です。


⑥シリコン製

シリコンは、最近注目されているタンブラー素材の一つで、その柔軟性の高さが魅力です。シリコン製のタンブラーは、必要に応じて折りたたんで収納できるタイプも多く、持ち運びや保管がとても簡単です。軽量で割れにくいため、アウトドアや旅行にぴったりで、特にキャンプやハイキング、さらには防災用としても人気が高まっています。


さらに、シリコンならではのカジュアルでポップなデザインも多く、見た目も楽しめるのが魅力。豊富なカラーバリエーションや柔らかな質感が、毎日の生活に遊び心を添えてくれます。機能的で多用途、さらにおしゃれなシリコン製タンブラーは、日常の使いやすさと個性を兼ね備えた便利なアイテムとしておすすめです。

タンブラーを選ぶ際のポイント


様々な素材や機能を持つタンブラーの中から、自分にぴったりの一品を選ぶのは意外と難しいものです。そこで、タンブラー選びで失敗しないための重要なポイントを5つご紹介します。

①サイズ・容量

タンブラーのサイズと容量は、使用するシーンや飲む量に合わせて選びましょう。普段使いで持ち歩くなら、350ml~500ml程度の容量がおすすめです。小さすぎると何度も飲み物を補充する必要があり、大きすぎると持ち運びが不便になります。また、車のドリンクホルダーに収まるサイズかどうかも確認しておきましょう。デスクワーク中心であれば、大きめの容量でも問題ありません。例えば、自宅やオフィスで使うなら、600ml~800mlのタンブラーも便利です。


②蓋の有無

タンブラーの蓋の有無は、持ち運びやすさや保温・保冷性に大きく影響します。カバンに入れて持ち歩くことが多いなら、密閉性の高い蓋付きタンブラーがおすすめです。蓋がないと、中身がこぼれたり、埃が入ったりする可能性があります。逆に、自宅やオフィスで使う場合は、蓋がない方が手軽に飲み物を飲むことができます。また、蓋の形状にも種類があり、飲み口の形状や開閉のしやすさもチェックしましょう。ストロータイプ、スライド式、ワンタッチ式など、自分の好みに合ったものを選びましょう。パーツが少ないシンプルな蓋は洗いやすく衛生的です。


③保温性

温かい飲み物を入れても冷めにくく、冷たい飲み物を入れてもぬるくなりにくい、保温・保冷性に優れたタンブラーは一年を通して活躍します。特に、温かいコーヒーや紅茶を長時間楽しみたい方や、冷たい飲み物を長時間冷えたままキープしたい方は、真空断熱構造のタンブラーがおすすめです。真空断熱構造は、二重構造の間に真空層を作ることで、熱伝導を防ぎ、保温・保冷効果を高めることができます。保温・保冷力の目安として、メーカーが公表している保温効力・保冷効力を参考にしましょう。商品の説明欄に記載されていることが多いです。


④価格

タンブラーの価格は、素材や機能、ブランドによって大きく異なります。100円ショップで手軽に購入できるものから、数千円する高級なものまで様々です。自分の予算に合わせて、適切な価格帯のタンブラーを選びましょう。高価なタンブラーは高機能であることが多いですが、必ずしも高価なものが自分に合っているとは限りません。自分の使い方や求める機能を考慮して、価格と機能のバランスが良いタンブラーを選びましょう。


⑤デザイン

タンブラーのデザインは、毎日使うものだからこそ、自分の好みに合ったものを選びたいものです。シンプルなデザインのものから、キャラクターが描かれたもの、カラフルなものまで、様々なデザインのタンブラーがあります。素材によってデザインのバリエーションも異なるため、素材とデザインの両方を考慮して選びましょう。また、使うシーンに合わせてデザインを選ぶのも良いでしょう。オフィスで使うなら落ち着いたデザイン、アウトドアで使うならカラフルなデザインなど、TPOに合わせたデザイン選びも大切です。


ケース別タンブラーのおすすめ素材


タンブラーを選ぶ際に素材は重要な要素です。ここでは、用途に合わせたおすすめの素材を紹介します。

保温性が大事ならステンレスなどの金属製

温かい飲み物も冷たい飲み物も長時間最適な温度を保ちたい場合は、ステンレス、チタン、銅などの金属製タンブラーがおすすめです。特にステンレスは錆びにくく耐久性にも優れているため、長く愛用できます。真空断熱構造のものは保温・保冷効果が特に高く、アウトドアやオフィスなど様々なシーンで活躍します。また、金属製タンブラーは高級感があり、ギフトにも最適です。一方で、金属製は重量があるため、持ち運びの負担を考慮する必要があります。最近では軽量化された製品も出ているので、重さや容量、デザインなど、自分の好みに合わせて選びましょう。


軽さ重視ならプラスチック製

軽くて持ち運びしやすいタンブラーを探しているなら、プラスチック製がおすすめです。Tritan(トライタン)やAS樹脂など、素材の種類も豊富にあります。BPAフリーのものを選べば、人体への影響も心配ありません。カラフルなデザインも多く、手軽に様々なデザインを楽しみたい方にもぴったりです。ただし、保温・保冷効果は金属製に比べると劣るため、長時間温度を保つ必要がある場合は不向きです。また、熱い飲み物を入れると変形する可能性があるので注意が必要です。価格が手頃なため、気軽に購入できる点もメリットです。


割れにくさや収納に強いシリコン製

落としても割れにくく、コンパクトに折りたたんで収納できるシリコン製タンブラーは、アウトドアや旅行に最適です。軽くて持ち運びやすく、かさばらないので荷物を減らしたい時に便利です。飲み終わった後は小さく折り畳めるので、バッグの中でも邪魔になりません。ただし、保温・保冷効果はあまり期待できません。また、匂いがつきやすいというデメリットもあるので、使用後はしっかりと洗うことが大切です。最近では、おしゃれなデザインのシリコン製タンブラーも増えてきています。


その他にも、ガラス製、木製、竹製など様々な素材のタンブラーがあります。それぞれの素材の特徴を理解し、自分のライフスタイルや好みに合ったタンブラーを選びましょう。


高機能タンブラーSTTOKEならタンブラーと水筒のいいとこ取り!


機能性とデザイン性を兼ね備えたタンブラーを探しているなら、STTOKEをチェックしてみましょう。STTOKEは、従来のタンブラーと水筒のそれぞれのメリットを融合させた革新的なドリンクウェアです。保温・保冷機能はもちろん、持ち運びやすさや洗いやすさ、そしてスタイリッシュなデザインまで、あらゆる面で優れた性能を発揮します。まさにタンブラーと水筒のいいとこ取りを実現した、毎日使いたくなる理想的なアイテムです。


セラミックコーティングで金属臭がしない

ステンレス鋼のタンブラーで気になるのが金属臭。STTOKEは、内側にセラミックコーティングを施すことで、飲み物の風味を損なう金属臭や金属味をシャットアウト。コーヒーや紅茶、ジュースなど、どんな飲み物を入れても本来の味をそのまま楽しめます。繊細な味わいの飲み物を楽しむ方にもおすすめです。


密閉性が高くバッグに入れて持ち運びが可能

STTOKEは、高い密閉性を誇る設計がされています。しっかりとした蓋が飲み物を漏れから防ぎ、バッグに入れて安心して持ち運ぶことができます。オフィスや学校、ジム、アウトドアなど、様々なシーンで活躍します。移動中のちょっとした水分補給にも最適です。


豊富なカラーバリエーション

STTOKEの魅力は機能性だけではありません。豊富なカラーバリエーションも人気の理由の一つ。定番のブラックやホワイトはもちろん、パステルカラーやビビッドカラーなど、自分のスタイルに合った色を選ぶことができます。シンプルなデザインながらも存在感があり、毎日の飲み物をさらに楽しく彩ります。


ラウンドボトムの洗いやすい形状

毎日使うものだからこそ、お手入れのしやすさも重要です。STTOKEは、底面が丸みを帯びたラウンドボトム形状を採用。隅々まで洗いやすく、清潔に保つことができます。スポンジで簡単に洗えるので、お手入れの手間を軽減できます。食洗機にも対応しているので、さらに便利です。


自分にぴったりの高機能タンブラーを探してみよう


様々な素材や機能を持つタンブラーの中から、自分のライフスタイルや好みに合った最適な一品を見つけることは、日々の生活をより快適で豊かにする上で重要です。保温性、携帯性、デザイン性など、何を重視するかを考え、今回ご紹介したポイントを参考に、自分にぴったりのタンブラーを選んでみてください。STTOKEのような高機能タンブラーは、毎日の水分補給をより快適でスタイリッシュにしてくれるでしょう。

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